iPhoneからAndroidへメイン端末の移行、ある程度進んできました。そもそもiPhoneでできていたことのほとんどは同じアプリがAndroid版も提供されているため、アプリを入れていけば同じ事が実現していきます。もちろん、デザインや設計思想などが異なり、まったく同じ事ができるというわけではありませんが、逆にAndroid版の方が使いやすいものもあり、一長一短と言った印象です。

ある程度最低限のアプリを入れて、できる限り設定もしっかりとして、メイン端末として使い始めている中で、どうしても開発端末なので新しいソフトウェアを入れるのに一度リセットしなければいけない時があります。その時に、現時点でとても困る局面となりました。漠然と端末の移行なども考えると、バックアップと復元は簡単にできるものと思っていたのです。

Android 7では上記のように標準でGoogleアカウントに紐付いたバックアップと復元ができるようになっています。私は、初めはこの設定をしておけば、万が一端末を紛失した時でも、何かの原因で壊れてしまった時も、他の端末で復元していけるものと思っていました。しかし、実際に復元をしてみると、できるのはGoogleのアプリとその他サードパーティー製アプリの復元と、端末自体の設定の復元はしてくれるものの、ホーム画面のレイアウトやサードパーティー製アプリの設定などは元に戻らないのです。

ずっとiPhoneを使い続けてきた身としては、Macに完全なバックアップを取って、それを完全な復元として戻すことができるものと思っていました。端末を機種変更で入れ替えたり、前述のように意図せず変更をする場合なども、かなり移行はハードルが高いなと感じました。きっと、私が知らないだけで良い方法があるのだろうと、ウェブを検索してみたところ、JSバックアップというアプリの存在を知りました。

こちらのJSバックアップというアプリを試してみました。しかしながら、Googleアカウントと紐付いたバックアップと復元に対して、気持ち、アプリによっては設定が復元されているように思いますが、どれがどのような法則なのかは定かではありません。そして、アプリの位置情報は復元できないので、これは手動で再配置していく必要があります。

実際問題、私の環境が特殊で、短期間に端末を変更することは普通にはないため、そんなに日々面倒なことはないとは思いますが、それでも何かしらバックアップがしっかりと取れていつでも復元できるような状態にできると良いと思うわけです。ひとつ思ったのは、Androidの場合、ランチャーと呼ばれるホーム画面だったりの環境がいろいろとあり、それらによっては独自に構造を持っていてバックアップもできたりするものもあるようですが、それらがたくさんあるので、標準的なバックアップアプリでは対応しきれないのではないかと思います。

同じ端末同士だと、もしかしたらうまくできることがあるのかもしれません。ここらへんは少し調べていきたいと思います。これらはAndroid初心者の話ですので、もしも、このようにしたら良いというのがあれば教えていただけると助かります。

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[Road to Android]
・Vol.1 iPhoneからAndroidへ
・Vol.2 バックアップと復元