- 10月
- 2024年11月
Apple本社のあるアメリカ西海岸の時間でイベントが行なわれるため、毎回日本だと午前2時から始まるAppleスペシャルイベント。今回もみなさんリアルタイムで見られましたでしょうか。今はすぐに録画も配信されるし、短時間に内容を振り返りたければMacお宝鑑定団などのニュースサイトを見ると分かってしまうのに、なぜ人は平日なのに夜中2時から4時(もう朝)になるまでリアルタイムでキーノートスピーチを見たがるのでしょうか。
やはり、いち早く情報を得たいということもありますし、モノによってはすぐに発売、または予約開始ということもあるので朝起きてみたらもう在庫切れになっていたなどという悔しい思いをしたことがある人もいるでしょう。また、Twitterなどでリアルタイムでみんな意見をツイートしながら一緒に見るというのも面白いところがあります。私たちのように、関連のビジネスをやっているとなにか新しいことが出てくるんじゃないかと半分ヒヤヒヤしながら見ています(新製品発表会を見ながらそう思うというのは皮肉ですが)。
さて、今回はなんと言っても最大の目玉はiPhone Xでした。予約すらさせてもらえなくて10月27日まで待たなければいけないという謎のスケジュールです。普通に売る側から考えると、発売は先になってしまうのは仕方ないとしても、いち早く予約を開始して需要予測ができる方がありがたいと思います。ここらへんはAppleなどの大企業だと考え方が異なるのかもしれません。
それにしても、この「X」はどうしてもMac OS Xを思い出してしまうロゴになっています。Mac OS Xの方はその呼び方を変えて、「macOS」というようになったので被らないということではありますが、どうしてもイメージは「X」です。呼び方も「エックス」ではなくて「テン」なので余計にそう思いますね。ちなみに、iPhone 7からのアップデート版はiPhone 7sではなくてiPhone 8になっています。そうすると、iPhone 9は来年のiPhone 8用に取っておくとすると、再来年にどうなるんだという疑問が湧いてきますが、さすがに何かしら解決策は考えられていることでしょう。
当社のNuAns NEO [Reloaded]でも、発表会の前日にすべての仕様がバレてしまうという失態を犯しているのでなんとも言えない気持ちですが、数日前からはかなり確定的な情報が流れてきていたので、ほとんどがそのままの状態だったのは残念でした。しかしながら、iPhone Xは素晴らしいデバイスだと思いますし、現時点では最高のデバイスなのではないかと思います。その分、価格も10万を超えるというものになっています。Appleが考える、名前の順番を飛ばしてまで新しい名付けをしたデバイスは、今考えられるすべてのことを盛り込んだモノに仕上がっています。
ワイヤレス充電。これは前から噂になっていたのが現実になったのですが、プレゼンテーションを見ている中ではこのようなシーンが出てきて、これだと「コレジャナイ」感が強くありました。SAMSUNG Galaxy 8も同じQiのワイヤレス充電機能がありますが、試してみると1台の充電器に1台のデバイスで、なおかつ位置がかなりシビアで1cmずれるだけで充電できなくなります。そして、このシーンを見る限りにはそこから脱却できていないように思いました。そうすると、この写真でも見て分かるように、ワイヤレス充電器自体に給電するケーブルがあるので、結局ケーブルからは解放されているとは言えず、かつ非常にシビアな位置を求められるのであれば、ケーブルを挿した方が安全にかつ高速に充電できるというわけです。なので、私はこのワイヤレス充電に懐疑的でした。
しかし、このAirPowerが出てきて、さすがApple、とか喝采しました。前述したような問題点をすべてクリアしたのがこのAirPowerです。複数台(3台?)を同時に充電でき、ケーブルはたったの1本。なおかつ位置は問わないということですので、本当に気軽に置いたら充電できる、これならばこれまでの充電体験を一変させることができると思います。これが、リークにはなかった素晴らしいデバイスだと思いました。出てくるのが2018年という、まだ2017年も3ヶ月半残っていて、なおかつ2018年ですから最大15ヶ月半くらい待つ可能性があるということです(まぁさすがにそこまでは延びないと思いますが)。
このAirPowerに秘められたテクノロジーがどんなモノなのか分かりませんが、かなり難しい技術だと思います。でも、だからこそ今までの製品にはなかった新しい体験をもたらせてくれるのだと思います。最近のAppleは相当先になるものも発表だけするということが増えてきましたね。今回、HomePodについても何かしら語るかと思っていましたが、何一つ言及されませんでしたので、まだまだできていないのか、それとも新しいデバイスにフォーカスするためなのか。
最後に、当社ではiPhone 8/8 PlusおよびiPhone Xのアクセサリーをたくさん作ってきました。それらをいち早くリリースしましたので、是非ともこれからの新しいiPhoneたちとの生活の共にご検討ください。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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