常に新しい発見を探して、引き出しに詰め込むために

2017.10.28

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まったくの素人ながら、さまざまな方のサポートをいただき、いろいろなもの作りをしてきました。アイディアはまったくのゼロから生まれるわけではなく、毎日の生活から見たもの、聞いたこと、触ったもの、感じたこと、などが自分の中で消化され、どこかの引き出しに一度入り、それがなにかの拍子で出てくることが多くあります。自宅から会社、客先を行き来するだけでは、その引き出しは空っぽになってしまうことになってしまうかもしれません。その意味で、常に新しい発見を探して、引き出しに何かを入れておきたいと思い、さまざまな展示会などにできる限り参加するようにしています。

本日、CMF Tokyo 2017というイベントに参加してきました。CMFとは「CMFとは、Color(色)、Material(素材)、Finish(仕上げ)の頭文字で、様々な製品の”表面材”を構成する3つの要素です。優れたCMFデザインは、私たちに直感的に「いいな」と思わせる、まさに私たちの心を動かすデザインといえます。」ということで、まさにもの作りに必要な要素です。

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場所は青山の渋い建物で開催されていて、幕張メッセや東京ビッグサイトなどのような巨大な展示会場で行なわれるようなイベントではありませんが、いろいろな会社が自慢の技術を持ち寄って展示をしています。
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小さなイベントで楽しいのは、主に中小企業の方々が自社の技術やサンプルを持ち寄って、自慢げに説明をしてくれるところです。いわゆる、電気的なテクノロジーではなく、ソフトウェアやクラウドなども関係ない、もの作りの世界で「表現力」をアピールしているのです。素材だったり、工法だったり、さまざまなものを、今までできなかったけれどもこんなことができるようになるのです、と目を輝かせてプレゼンテーションしてくれるので、自分だったらそれを使って何を作るだろうか、と夢想しながら聞くのが大好きです。

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最後の写真はNuAns NEOのTWOTONEカバーを実現するのに欠かせなかった技術と生産を担っていただいている会社「ART & TECH 株式会社」も出展していて、量産サンプルとして製品を展示してくれていました。この手のイベントの場合、技術を見せるために試作品を出すことが多いのですが、量産品があるというのは大きな強みになるのです。一般的なメーカーの場合には、このような製造技術の会社をオープンにすると他でも似たようなのを作られてしまうということもあって開示しないのですが、我々の場合には是非とも同社にもNuAns NEOをきっかけにいろいろと拡がってくれると恩返しができたなと思うので、どんどん紹介してくださいというスタンスでいます(我々も紹介しています)。

今回も、たくさんの刺激をいただいたイベントでした。引き出しにいろいろとしまい込んで、またいつか引き出せるようにしたいと思います。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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