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2019.04.20
先日「NuAns NEO [Reloaded]が静かに販売終了」という記事を投稿しましたが、たくさんの温かいコメントをいただきました。どれも、とても嬉しく、いろいろな経緯があった中で、それでもやってきて良かったなと感じることができました。
さて、NuAns NEO [Reloaded]も発売から1年と10ヶ月ほど経過して、内蔵バッテリーについてのコメントがいくつか見えてくるようになりました。NuAns NEO [Reloaded]に限らず、リチウム電池を使用しているスマートフォンやその他の製品に共通の問題として、バッテリー性能の劣化があります。下記に、連続ツイートで少し説明しました。
【薄型化】バッテリー交換タイプは構造が複雑になるため大型化します。NEOの場合には薄型化を目指さないというコンセプトがありましたが、それはバッテリー容量を増やすのが目的のひとつでしたので、もしも交換型にするとかなり容量が減るか、より大型化します。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【防水性】交換タイプで防水性を担保するのはより難しくなります。過去にバッテリー交換型で防水性を担保していた製品も存在するので(主にいわゆるガラケー)不可能ではありませんが、相当の技術力とテスト期間を必要とします。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【耐久性】ユーザーがアクセスする部分が増え、脱着が発生することでNEO本体の耐久性が落ちます。接点部分の不良なども発生しやすくなります。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【安全性】バッテリーの脱着がユーザーに委ねられるので、どのタイミングで電源が落ちるかが分からなくなり、安全性(例:起動時にバッテリーを外すなど)の担保がし辛くなります。また、バッテリーそのものとしての保管や衝撃に対してもメーカーが担保しなければいけません。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【コスト】上記のポイントはそれぞれ不可能ではありませんが、すべてコストに跳ね返ってきます。また、内蔵バッテリーは飛行機で出荷できるものの、脱着型は船でしか出荷できなくなりますし、取扱いも違うレベルになります。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【まとめ1】結局のところはコストと使い勝手に影響してくることになり、バッテリー交換可能型のメリットも理解できるものの、現実問題としては一体型の方がメリットが大きいと言えるので、NEOではそのような判断をしました。一般的なスマートフォンも同様と思われます。 #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【まとめ2】結局のところ、自分で交換できない最大のデメリットはメーカーに預けて交換すると工賃などが発生するため割高になるということだと思います。そのため、当社では採算割れしてしまうものの、安価にて交換キャンペーンを行なっています。 https://t.co/6CvL6yvY7h #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
【まとめ3】今回のバッテリー交換費用であれば、単にバッテリーだけを購入する場合とほとんど変わらない金額になるかと思いますので(交換できるタイプのバッテリーを想定)、ひとつの大きなデメリットを解消できるかと思います。https://t.co/6CvL6yvY7h #NuAnsNEOReloaded
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2019年4月21日
そして、結果として冒頭でご紹介したバッテリー交換キャンペーンを実施することにしました。ニュースリリースのタイトルは「バッテリー修理」と書いてありますが、修理するのではなくて交換なので、正確ではありません(近日中に修正します)。
バッテリー交換の問題点である、価格という部分において、ユーザーに対するサービスとして元々利益を乗せていなかったためにマイナスになるのですが、それでも後継機という案内も出せていないということ、まだまだ性能的には現役で使えると考えていることから、バッテリーを交換してさらに使い続けて欲しいという思いを込めています。
なお、台数が100台限定ということについてご説明しておきます。こちらは、当社で確保しているバッテリー数量の制限で、今後に再生産しないことを前提にしているため、このキャンペーン以外で使用されるバッテリーを十分に確保した上で、余剰分を使うということでこの台数となっています。内蔵バッテリーはNuAns NEO [Reloaded]用のオリジナル形状となっているため、汎用のバッテリーを使うことができないため、市場から調達することができないという事情もあり、この台数になっていることをお伝えしておきます。無くなり次第の終了となってしまうので、この機にご検討ください。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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