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2017.08.12
以前にも書いたと思いますが、私はもう20年来のMacユーザーで、一時期にどうしてもWindowsノートPCを使う必要があった時(Fujitsu Loox、Sharp MebiusあたりのモバイルPC)以外(Fujitsu Loox、Sharp MebiusあたりのモバイルPC)にはずっとコンピューターはMacを使ってきました。最近でこそ、iPhoneのおかげという事もあって、Macの普及率が上がっていていますが、昔はかなり少数派だったため、情報も少なかったりすることからユーザーグループというのが活発に活動していました。私自身もTokyo Macintosh Users Group(TMUG)に所属して、教えてもらったり、自分の知っている知識を紹介したりと、同じMacユーザーの方々と情報交換をしていました。
最近は、私自身時間を取れなくなってしまっていたので、なかなか参加する事ができなかったのですが、今日は特別ゲストを呼んでみるシリーズ第1弾ということで「CotEditor」の紹介と開発者の方がいらっしゃっるということで参加してみました。
いつもは、参加者がいろいろなネタを持ち寄ってアットホームな形でゆったりと進行していくのですが、今回はちゃんと事前にアプリケーションの背景や環境なども考察しつつ、その後にアプリケーションの開発者の方が説明するという、勉強会風の形で進みました。考察の方も、しっかりと下調べがされていて歴史から、タイプ別なども分かりやすくて、その次の開発者の方の話に入りやすかったのでとても良かったと思いました。
開発者の方も、この「CotEditor」が生まれた背景から、どのように開発しているか、どの点にこだわっているのかを説明していただき、外からでは見られない部分を知ることができたのはとても勉強になりました。話の中で「自分がやりたいこと、欲しい機能を入れていく」という部分は、私自身もいわゆるプロダクトアウト型の製品を作りたいと思っていたのでとても共感しました。テキストエディタは、歴史が古く、いろいろな種類が出ている中で、どこに立ち位置をおいていくのかというのがとても重要になってくると思います。私自身は、最近はほとんどテキストエディタを使うことはなく、ほとんどがGoogleドキュメントかEvernoteでテキストは入力していきます。物書きでもありませんし、プログラマーでもないと、そこまでテキストエディタというテキストを作るのに特化したアプリケーションは必要ないからです。しかし、シンプルながらも奥が深く、細かいところにこだわりを持って、そして美しいアプリケーションを作るということは、仕事ではなく作られるというところで、かなり大変なんだろうなと感じました。逆に、仕事ではないからこそ、さきほどのプロダクトアウト型で作れるのかなとも思いました。
モノでもサービスでも、ソフトウェアでも、作り手の思いを直接聞けるのはとても勉強になるし、面白いですね。今後もこのシリーズは続いていくようなので、興味のある方は見学だけでも可能なので、TMUGのウェブサイトから申し込みしてみてください。普段は第2土曜日が定例会ですので、都合がつく限り私も参加したいと思っています。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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