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ロボットに求めるものとは

2019.02.11

つい先日、録画したテレビ番組を見ていたところ、ロボットの話が出てきました。ソフトバンクでPepperを担当されていた方の新しいプロジェクトについて、立ち上がりや苦労などが紹介されていました。ソフトバンクを退職されて、新しくビジネスを始めていたことや、再度ロボットに挑戦していること自体は知っていたので、その裏側を興味深く見ていました。

この「LOVOT[らぼっと]」という製品は(テレビ番組での説明としては)「人の役には立たない、世話の焼けるロボット」なのだそうです。確かに、何かができるということではなく、単に多少のコミュニケーションができたり、撫でると眠るような仕草をするだけのようです。

それにしても、このインパクトのある頭の上に乗っかっているもの。。。技術的に必要だったとはいえ、これだけはどうにかならなかったのでしょうか。

Pepper(ペッパー) | ロボット | ソフトバンク」も固いピッカピカの樹脂でいかにも昔のロボットを思い起こさせる佇まいでしたが、その中でも胸にあるタブレットのようなタッチディスプレイが、まだまだコミュニケーションをするには難しいのだなと思わせるものでした。なぜなら、タブレットに出てくる情報を見て、指でタッチして操作することがほとんどだったからです。

先日訪れたCES 2019でも、毎年たくさんのロボットが展示されています。しかしながら、それらは結局のところはほとんどコミュニケーションはできずに、ディスプレイ兼操作パネルを使用するものばかりです。

これらを見ていると感じることは、「本当に人型ロボットのカタチをしている必要があるだろうか」ということです。

きっと、まだまだテクノロジーは進化していくのだと思いますので、今の状態で判断してはいけないとは分かりつつも、ここ数年のCESを見る限りにはそれほど進化しているようには見えません。

冒頭のLOVOTは、そこに対して「役に立たない」けれども「愛を感じさせる」ものだという方向に向かいました。Pepperに携わってきた方が、現時点においては、元々ロボットに抱いていたであろう期待としての「役に立つ」は諦めざるを得ない状況なのではないでしょうか。しかしながら、惜しいことにインパクトのあるデザイン(直接的に言えば「違和感のあるセンサーとカメラ」)で本当にそばに居て愛を感じるのか、体験もしていないのに心配で仕方がありません。

さらにいえば、通常稼働サイクルが「45分稼働 + 15分充電」という状態なので、気づいたら動かなくなっているということになります。そして、15分待ってようやく愛でることができるのを想像できるでしょうか。

同じCESの会場でもひっそりと、展示されていた「Qoobo | 心を癒やす、しっぽクッション。」は、こちらも単に撫でると尻尾を振ってくれるというだけのものながらも、どこか愛らしい感じがするのです(しっぽの動きが絶妙)。現時点では、これが正解であり、限界でもあるのかなと感じました。

これからどうなっていくのか、来年のCESではどのようなものが見られるのか。伸びしろはたくさんあると思うので、誰かが何かを成し遂げてくれることを期待しています(でないと、作りたくなってしまう)。

 

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。

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