- 11月
- 2024年12月
新型コロナウイルス感染症が蔓延して1年以上が経過して感染者が増えていても、直接的に近くにいる人が感染した例はなかったので、どこか遠くの出来事にも思えていました。今回、厚生労働省による濃厚接触者の定義からは外れるものの、その付近で会っていた人が感染、発症したということがわかりました。
社員ではなく、1ヶ月に1度程度会うか会わないかで、緊急事態宣言などもあり最近はオンラインでの会合ばかりになっていました。会っていた時にどのような距離感でいたかあまり覚えていませんが、ミーティングをしてランチを共にしているので、私も感染する可能性は十分にありました。この段階ではワクチン接種は1回目のみ、その後に2回目を接種してからこの話を聞いたので、まだ2回目の抗体は作られていない状態でした。
特に症状は出ていなかったのと、前述の通り濃厚接触者には当たらないタイミングでの接触だったため、大ごとにすることではなかったものの、当社としては自主的に接触した人について私を含め全員自宅勤務としました。
当社では人との接触を避けるために公共交通機関を使用しての通勤のメンバーは自宅勤務、自宅から当社までの通勤の際に誰とも接触せずに出社できる人については除外としていましたが、今回は後者であっても自宅勤務としました。
その対策の話し合いをしていた際に、当の本人がこちらに迷惑をかけたということで何度も謝罪していたところ、当社のスタッフが「謝っちゃダメですよ」ということを伝えていて、ハッとさせられました。
現在、いわゆるデルタ株などの変異株がたくさん出てきていて、感染力は非常に高まっており、どれだけ感染対策をしていても100%感染を防ぐというのは、社会的生活をしている上では誰にも保証できない状態です。そこで、不幸にも感染してしまったところで謝らなければいけないという風潮になるのは、責任を追及することになってしまうからです。
まずは願うべきは症状からの回復であり、そののちに後遺症が残らないことであり、責めることでないはずです。もちろん、私自身責めるつもりは毛頭なく、そのようなことを匂わせることすらしなかったはずですが、謝るのを受け入れ続けるということは、責任を取らせているということになりかねないと気づかされたのです。
誰もがリスクがある中で、責めるような社会になってほしくないと思っているのにもかかわらず、自分は気づいていなかったということに反省しました。
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くどいようですが、過去最高のPCR検査陽性者が出ている中での唯一の対策はワクチン接種です。他に方法があるならば、副反応が出る人も多いなかで回避したいということも理解できなくはないですが、現時点では有効な手段はありません。老若男女、できる限り多くの人がワクチン接種をすることが現時点での最善手です。社内でも私ともう1人役員、そしてトリニータのシェフは2回接種を終えました。その他も少しずつ進んできているようですので、引き続き推進していきたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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