iPhone用シリコンケースのこだわり(その2)

2008.07.19

投稿者 : ほっしぃ

その1からのつづき

Case00.jpg

・ソリッドカラー

これまでSimplismブランドのシリコンケースは黒を除いて、透明感のあるカラーバリエーションにしてきましたが、iPhone 3G用ではまったく透けないソリッドカラーにしました。これは、iPhone 3G本体の前面が黒っぽいので、透明感のあるカラーにすると薄黒くなってしまいあまり見栄えが良くないので(じゃあ、iPod touch用はどうなんだというつっこみに対しては、ゴメンナサイというしかないです)、カラーアイデンティティをしっかり出すように不透明にしたのです。

この色選択にはさまざまな案があり、どれもこれも良さそうな組み合わせでかなり迷ったりしたのですが、最終的には良い色合いになったのではないかと思います。特に青なんかは個人的にかなり好きな色です。

Case02.jpg

・ストラップホール

日本の携帯電話にあってiPhone 3Gにないもののひとつが「ストラップホール」です。アメリカではあまりストラップを付ける習慣がないのと、おそらくAppleのデザイン思想として余計なものは付けないというのがあるためか、初代iPhoneと同様にストラップホールは採用されませんでした。

その重さからいって、あまり首から提げる人はいないのかもしれませんが、アクセサリーとしてのストラップはたくさん市場にあるため、それらを付けるということもあると考えて、ケース側にストラップホールを付けることにしました。もちろん、首から提げたときに落ちてしまわないようにしっかりと強度を考えた設計になっているため心配はいりません。ちょっとブタの鼻っぽくなっているところがお気に入りです。

Case01.jpg

Case03.jpg

・その他もろもろの工夫

ひとつひとつタイトルを付けるほどではありませんが、高級ヘッドフォンなどのコネクター部が大きいのを意識して大きめの穴を開けたイヤフォン端子部分や、FMトランスミッターなどとの接続を考えてかなり大きく開けた底面部などの細かい工夫もちりばめられています。また、当社初のシリコンケースのときにウリにして、その後多くのメーカーが追従したため普通になってしまいましたが、手触りの良いアンチダスト加工もしっかりとかかっています。

などなど、一見普通のシリコンケースに見えますが、細かなところで考えて作られているのです。

つづく…。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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