トリニティでは、毎週火曜日と金曜日の朝に掃除をしています。Googleスプレッドシートで掃除当番表を作り、自分が担当する場所の掃除が終わったら、チェックボックスに✓を入れることになっています。

この掃除当番表は毎年1月〜12月分を作ってあるので、年末に次の年用の掃除当番表を用意する必要があります。掃除当番表は、都度、掃除場所を追加したり変更したりしているので、今年使っていた掃除当番表を来年も使い回すのが一番てっとり早いです。

しかし、ここで問題になるのは、1年分✓を入れたチェックボックスをすべてクリアにしなければならないということです。ざっと数えてみたところ、1年分の掃除当番表には、チェックボックスが約1,400個ありました。1,400個もチェックボックスの✓を外していくなんて…げんなりしてしまいます。

途方に暮れながら、何かいい方法をないかと考えていたら、ふと、こんなことを思い出しました。

• チェックボックスに✓が入っていない状態 → FALSE
• チェックボックスに✓が入っている状態 → TRUE

これが何を意味しているのかというと、チェックボックスに✓が入っていないセルは「FALSE」、✓が入っているセルは「TRUE」として計算式の条件などにも使えるし、置換もできるというわけです。

では、チェックボックスの✓を、置換機能を使ってすべて外してみます。

1. command + F で検索ウィンドウを開き、3点アイコンマークをクリックする。
2. 「検索と置換」ウィンドウに必要項目を入力する。
   1. 検索 → TRUE
   2. 置換後の文字列 → FALSE
   3. 検索（プルダウン）→ このシート
3. 「すべて置換」をクリックする。

（1. command + F で検索ウィンドウを開き、3点アイコンマークをクリックする。）

（2.  「検索と置換」ウィンドウに必要項目を入力する。）

（3. 「すべて置換」をクリックする。）

「すべて置換」をクリックすると、「TRUE に一致するインスタンス 1,347 個を FALSE に置換し…」というメッセージが表示されて、このシート内のチェックボックスの✓がすべて外れました。

プルダウンの検索からは「すべてのシート」「このシート」「特定の範囲」を選ぶことができます。チェックボックスから✓を外したいセルの範囲をドラッグして選択し、「特定の範囲」を選んで置換すると、選択したセルの✓だけが外れます。3ステップで作業が完了しますので、機会があったら是非使ってみてください。

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