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2021.01.23
以前からストイックにMacBook Pro(13-inch, M1, 2020)にRosetta 2を入れないという試みをしています(これをネイティブアプリ縛りと呼称しています)。前回の記事でも書いた通り、基本的にはウェブブラウザーChromeを使うことで、Apple SiliconネイティブやUniversalアプリ(Intel MacでもArm Macでも使用できる)ではなくても、おおよそ問題なく使えるという状態にはなっています。
しかし、やはりブラウザー内だとショートカットだったり、アプリ切替だったり、複数ウインドウだったりと、少しやりにくい部分もあり、どこかではネイティブ対応をしてもらいたいところ。
今回はSlackが「いつの間にか」Apple Siliconネイティブ対応をしていたのでインストールし、Chromeのタブから取り除きました。特に機能は変わらずにApple Silicon対応にした模様ですが、UniversalではなくてApple Siliconネイティブにしたところが「気合い」を窺わせます。これまでに、Zoom、Day OneがApple Siliconネイティブで、その他はApple純正アプリであってもUniversalなのに。
Universalアプリの場合、Intel MacでもArm Mac(現在はM1を搭載したMacBook Air、MacBook Pro 13インチ、Mac mini)でも動作するため、メンテナンスが1つのアプリで済むので楽ですが、Apple Siliconネイティブアプリの場合、Intel Macでは動作しません。この方がよりパフォーマンスが良いということなのか、Unversalではダメな理由があるのかは定かではありませんが、メーカーとしての本気と受け取っておきましょう。
Slackはこれまでは使用していなかったのですが、wearaの開発を進める上で使用しています。ただ、いろいろと問題があると思っており、トリニティ全体としてはSlackは公式なツールではありません。それでも、しっかりとApple Siliconに対応させてきたあたりは、とても好感が持てます。
★
私としては、今一番ネイティブ対応して欲しいのはパスワード管理システム「1Password」です。現在はChromeのプラグインとしては動作しているので、Chrome内で使用しているアプリについてはそのまま使用できて良いのですが、今後ネイティブが増えてきたりするとChrome外で使うことが増えてくるようになります。それからChromeプラグインと単体アプリでは少し機能が違うので、そこらへんも埋めたいところです。
1Password側もUnivesalアプリにすべく動いているようで、ベータ版を提供しているようですので、これが早く開発完了して配布されることを願っています。
その他、TodoistとEvernoteあたりは早めに対応してもらいたいところです。
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- MacBook Pro(13-inch, M1, 2020)をネイティブアプリ縛りで使用中
- MacBook Pro(13-inch, M1, 2020)にネイティブアプリ「Slack」登場(本記事)
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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