長年通っていたCESをパスして、中国に籠もる

2020.01.03

友人知人、メディア関係者などの出発投稿をSNSで流し見しながら、今年は中国でwearaの開発をメインにミーティングをしたり、工場の検査をしたり、サンプルをテストしたり、資料を作成したりしています。

目立つバナーがWindows Vistaというところが懐かしいですね。

過去のトリログを見ると、CESへは2006年にちょっとだけ顔を出し(たしかサンフランシスコのMacworld ExpoというAppleの展示会から弾丸で行ってきたような記憶が…)、その後しっかりと視察に行ったのが2007年だったようです。そこから考えると10年以上、年始はCESへ行っていたのですが、今年はお休みとなりました。過去には出展もしていて、海外進出を狙っていましたが、最近では新しいテクノロジーを見て、新しいライフスタイルを想像して、そこに対して我々ができることは何かというのを想像するために通っていました。

思えば、この2007年はiPhoneが発表、発売された年でもありましたね(発表されたのはCESではなく、サンフランシスコで行なわれたMacworld Expo)。ずっとMacやiPodの関連製品を取り扱っていたところから、急にiPhoneで人々のライフスタイルが変わっていきました。CESで展示されていた携帯電話が格好良い、欲しいと思っていたのに、iPhoneにしか目がいかなくなりました。

このホテルに泊まっていたわけではないのですが、写真映えでラスベガス感がでます。
実際にはいわゆるモーテルに宿泊していました。

正直なところ、2020年のCESは、もう半年以上前から飛行機もホテルも予約していて、まさかCESに行かないということがあると思っていなかったので、キャンセルできない(その代わり安い)ホテルや飛行機のチケットだったので、キャンセル料だけで結構な金額になってしまったのが痛いところではあります。それでも、今回はどちらを優先するのかと考えた時に、wearaの仕上げを優先すると決めました。

当時は大人気だったモトローラのRIZRシリーズ。

この決断に後悔はありませんが、SNSやニュースで流れてくる情報にうらやましさは感じてしまうかもしれません。ちなみに、当社の開発メンバーは別行動で視察に行っているので、アンテナ自体は張っていますので、彼らが素晴らしいレポートとブログ記事を上げてくれることでしょう(プレッシャー)。

今年はどんな面白いものが発表されていくのか、画面の向こう側で起こる新しい出来事が楽しみですね。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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