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こんなFMトランスミッター待っていた(前編)

2007.02.26

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ウェブサイトリニューアル後のイチオシ製品として掲載していたのにもかかわらず、このトリログでは触れていませんでしたので、12月発売の製品ということで遅きに失した感は否めませんが、製品としては非常に面白いので改めてご紹介いたします。

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この写真をパッと見て、なんの製品だかはなかなかわからないと思いますが、Diasonic Cup Holder FM Transmitterです。この製品は今までのFMトランスミッターの欠点を補いつつ、ユニークな機能を搭載したかつてないスタイルのFMトランスミッターといえます。

・iPodと音楽とカーライフ

車を持っていないという人には少し関係ない話にはなってしまいますが、iPodをよく使うシチュエーションとして「車の中で聴く」というのは車を持っている人の中では大きな割合を占めます。実際に私も車で移動する際には、必ずといっていいほどiPodを持ち込みます。かつてはカセット、そしてCDチェンジャーへと移行して来たわけですが、手にすっぽりと収まるサイズのプレーヤーに、これまででは考えられなかった数の曲が詰まっていて、アーティストごとやお気に入りの選曲プレイリストなどを自由に選択して聴けるのですから、今後のカーライフはiPodで音楽を聴くということが主流になると思われます。現在も、数多くのカーオーディオメーカーや、車メーカーまでもiPod対応を打ち出してきており、この流れはどんどん加速していくことでしょう。

・車でiPodを聴く一番簡単な方法

iPod対応カーオーディオを購入することも良いでしょう。車自体がiPodに対応している車種を選んで購入することも良いでしょう。しかしながら、今乗っている車で一番簡単にiPodを聴く方法はFMトランスミッターを使用して、iPodの音をラジオで聴くということです。少し前まではカセットアダプターが全盛でしたが、車の純正オーディオシステムにカセットが標準装備されない方が多くなってきており、この方法はどんどんと少なくなってくるでしょう。

カセットプレーヤーはなくとも、MDプレーヤーはなくとも、CDチェンジャーは付いてなくとも、ほぼすべての車についているのがラジオです。一部の車種ではAMラジオしか聴けないものもないことはないですが、最近の車種のほとんどがFMラジオを搭載しています。つまり、車で音を出す際に最大公約数としてFMラジオが一番多いのです。

・一般的なFMトランスミッターの欠点

実は、私はFMトランスミッター否定派のひとりでした。最大の欠点はその音質にありました。FMラジオという性質上、周波数変調を行なっているため高域と低域の音がカットされてしまいます。また、それまでに試したことのあるFMトランスミッターは「サー」というヒスノイズが発生してしまうくらいS/N比が悪く、音楽を楽しむ音質ではありませんでした。そのため、個人の車には純正オーディオに接続できるアダプターを使用してライン入力をして聴いていました。

余談ですが、このアダプターは2年前くらいのMacworldに出展されていて、その場で購入して帰り、ディーラーで取り付けをしてもらいました。Alfa Romeo 147という車種に乗っていたのですが、ハンドルからiPodを操作できたりと音質に加えて高機能でとても満足していました。一時期はビジネスとしても考えたのですが、当時対応車種がAlfa Romeoとフェラーリ、マセラッティとBMW、そしてAUDIあたりとかなりハイソな車のみで、日本車にも当然対応していなかったので諦めた経緯があります。

・これまでのiPod対応FMトランスミッターの欠点

写真などを載せると「危ないこと」に巻き込まれそうなので文章だけで紹介しますが、これまでのiPod対応FMトランスミッターは大きく分けて3つのタイプがありました。

なお、以前も書きましたが、iPodを高音質で聴くためには、iPodのヘッドフォンアウトから接続することは止め、必ずDockコネクター経由でのオーディオ出力をするようにしましょう。FMトランスミッターでは特に、その先にボトルネックがあるため少しでも良い音でiPodから出力する必要があります。

[ケーブル型]
一番オーソドックスなタイプで、シガーライターからFM周波数などを選択できるコントロール部分につながり、その先にDockコネクターが付いています。一番簡単ではありますが、このタイプは低価格のものが多く、音質的に期待できないものばかりでした。また、最大の欠点は、置き場所に困るということです。シガーライターの回りには灰皿置き場やシフトレバーなどがあり、なかなか置くことができません。助手席に置こうにも、人が乗ってしまったらまた行き場を失ってしまいます。たとえ、シフトレバーとダッシュボードの間に隙間があって置けたとしても、カーブを曲がったときに転がっていく可能性もありますし、画面を見たり、好きなときに操作したりということが簡単にできなくなってしまいます(転がらないようにこんな製品があるわけですが)。

[コンパクト型]
iPodのDockコネクターに差し込むだけで、シガーライターからの電源供給を受けずにDockコネクターから電源を取って動作するタイプです。特長は非常にコンパクトで、ケーブルレスのためどこにでも置くことができます。しかしながら、どこにでも置けるといっても結局は前述のケーブル型と同じで、安定した場所に固定することができないことや、すぐに操作できないという面では変わりありません。そんなときのためにこんな製品….(しつこい)

また、電源の心配をしなければいけないというのも欠点のひとつです。シガーライターアダプターとのセットもあるようですが、これを使ってしまってはこのコンセプトの良さが失われてしまいます。コンパクトでiPodと持ち運ぶことができるので、車だけに限らず、家でもラジオのチューニングをすればオーディオシステムにケーブルを接続することなくiPodの音楽を楽しむことができるというのは別の意味でメリットも大きいと思います。

[グースネック型]
かつて当社でもグースネック型のiPodスタンド(FMトランスミッター機能はなし)を販売していましたが、グースネック型の良いところは、しっかりと固定できて、なおかつiPodの方向を自由自在に動かすことができるので、運転者だけでなく助手席に乗っている人に向けておいて、曲情報を見たり、操作も簡単に行なうことができるところです。しかしながら、欠点としてはシガーライターソケットの位置によっては変な方向になってしまったり、車種によっては装着できないことも多くあります。また、だいたいの場合、特定iPod限定対応(iPod nano専用など)のため、iPodを買い換えたり新しい機種を購入した際には使えなくなってしまうことがあります。

と、本題に入る前に文章が長くなりすぎ、時間もかなりかかってしまったので、恒例の「つづく」ということでお許しください…。次回は、これらの欠点をカバーするFMトランスミッターとの出会いから話が続きます。乞うご期待!

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は24時間365日のウェアラブルデバイス「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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