- 9月
- 2024年10月
アメリカでは2年以上前から開始していたiTunes Match、もう日本では無理なのではないかと諦めていて忘れかけられていたサービスが、ようやく開始になりました。
iTunes Match、簡単にいえばiTunesで購入した曲も、自分で取り込んだ曲もすべてiCloud上に保存し、自分のデバイスであればどのデバイスでも再生できるという仕組みです。iTunesで購入していない曲も一緒に管理できるというのミソですね。詳しくは解説しているサイトを参照してみてください。
ただ、私には必要ないというか活用できないサービスです。私はここ最近ずっと好きな曲などはすべてApple Lossless Audio Codec(ALAC)という可逆圧縮の方式で取り込んでおり、音質重視で管理しています。可逆圧縮というのはファイルサイズは半分くらいにはなるものの再生時にはオリジナルとまったく同じデータを再生できるのです。iTunesで使われているAACは非可逆圧縮という方式でファイルサイズは小さくなってハンドリングはしやすい反面、元に戻すことができません。
データが大きいので仕方ないとはいえ、今回のiTunes Matchでは私が持っているALAC方式は扱うことができず、AAC形式になってしまいますので、今までの苦労が水の泡となってしまうわけです。きっといつか、もっとネットワークが早くなりクラウドの容量も、デバイスの容量も劇的に増えてきたらALACのサービスも始まるかもしれないので、今のうちは様子見をしていくことになります。
とはいえ、このiTunes Match自体に多少問題を抱えている可能性もあるので、今後どうなっていくのかも見守っていく必要があります。ただ、法的なこととは別に、このようなサービスはユーザーにとっては嬉しいですよね。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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