コロナ太りも気になるし、首・肩・腰の痛みも常態化してきたから体を動かした方がいいという気持ちはあるのだけれども…

体を動かさなきゃと思う一方、運動後の筋肉痛がひどくてしばらくお休みしているうちにまた体を動かさなくなって、気づくとまただらだらした時間を過ごしてしまう。私はこんなことを何度も何度も繰り返してきました。運動したい気持ちがせっかくあるのに、続けられなくて罪悪感に駆られるなんて、全然楽しい気持ちになれません。

しかし、最近ふと、三日坊主の私が6ヶ月もヨガを続けられていることに気づきました。ヨガはオンラインで配信されており、リアルタイムの動画の他、録画された動画をいつでも見ることができます。ヨガを家で始めたころは、やっぱり続けられなかったのに、どうして続けられるようになったんだろう…自分でも不思議だったので、これまでの行動を振り返ってみました。

なんとなく後回しにしてしまう…習慣化できなかった私の負けパターン

当初、私は

• 夕食前にヨガをする
• （もしくは）21時になったらヨガをする
• 45分のヨガレッスンを受ける

というルールにしていました。しかし、これらは私がヨガを習慣にできなかった負けパターンです。筋肉痛になることはありませんでしたが、ヨガをやってはお休みする期間が長くなってしまい、続けられているという実感がありませんでした。なぜうまくいかなかったかを改めて考えてみると、

1. 仕事の帰りが遅くなると、先に夕食を済ませたいのでヨガを後回しにしてしまい、そのままだらだらしてしまって結局やらない。私は夕食を21時までに済ませたい。
2. 仕事の帰りが遅くなると、それに合わせて夕食の時間も遅くなり、そのままだらだらしてしまってヨガをやる気力が出ない。
3. 正直なところ、帰宅後に45分も運動する時間に充てたくない。録画したドラマを観たい気持ちの方が強い。

の3つが挙げられるかなと思います。ヨガをやる「タイミング」や「時間」を決めているつもりでも「仕事の帰りが遅くなると」という条件が加わると、「タイミング」や「時間」が変わってしまってうまくいかないルールになっていたようです。また、「仕事の帰りが遅くなると」45分も時間を取るのは余計におっくうに感じてしまいました。

なんだか続けられているみたい！　習慣化できた私の勝ちパターン

ヨガを毎日続けられているかも！　と思えるようになってきたころ、私は

• 湯船にお湯を入れ始めてから満水になるまでの17分間でヨガをする
• 15分のヨガレッスンを受ける

ことにしていました。これがヨガを習慣にできた私の勝ちパターンのようです。続けられている理由を改めて考えてみると、

1. 仕事の帰りが遅くなっても必ず湯船にお湯を入れる
2. 疲れているときこそ、必ず湯船にお湯を入れる
3. 湯船にお湯を入れている17分間は15分のヨガレッスンを受けるのにちょうどぴったりだった

が挙げられると思います。45分ではなく15分のヨガレッスンに変えることで、運動する時間を確保しなきゃという義務感のような気持ちがグッと少なくなりました。「仕事の帰りが遅くなると」という条件が加わっても毎日必ず湯船にお湯を入れますし、お湯を入れるタイミングが遅くなったとしても、湯船が満水になるまでの17分間は必ず生まれるので、わざわざ時間を確保する必要がなくなって、さらに気が楽になりました。

まとめ

三日坊主の私がヨガを続けられるようになったのは、下記の2つを実行したことが成功の要因のようです。

• 自分の生活うち、運動に充ててもいいと思える時間内に収まるレッスンを選んだこと
• 仕事で帰りが遅くなっても必ず実行する行動とセットでヨガをすることにしたこと

45分のヨガレッスンをやっていたころは、結局週末だけやっているような状態だったので、体にちゃんと効いている実感がありませんでした。しかし、15分のレッスンに切り替えてからは毎日続けられるようになり、首・肩のコリや腰・太ももの外側の張りが良くなっているように感じます。体の変化を感じられると、運動を続けるモチベーションがさらに上がります。

運動したい気持ちはあるのについ怠けてしまうという方がいらっしゃいましたら、自分の生活に無理なくできる長さの運動を、毎日やっている習慣とセットで実行してみるといいかもしれません。