2007年のはじめに

2007.01.01

2007年、あけましておめでとうございます。
前回のエントリーが2日前だったこともあり、あまり目新しさはありませんが、2007年のはじめの一歩としてご挨拶いたします。今年も、よろしくお願いいたします。

macworld.jpg

さて、2007年はどんな年になるでしょうか? 以前も書いたとおり、長い先のことはなかなか語ることができませんが、我々にとって最初のイベントはもうすぐそこに迫ってきています。それは1月8日〜12日までサンフランシスコで開催されるAppleのイベント「Macworld Expo」です。ここでは毎年、AppleのCEOが基調講演を行ない、今後のロードマップや新製品などを発表します。また、Appleも含めたサードパーティ各社の新製品展示が行なわれます。これまでは東京も含めて各地で行なわれていたMacworldですが、現在はこのサンフランシスコで行なわれるのみとなってしまいました。逆に、そうなったからこそ大きな期待が寄せられます。

まずは2007年のはじまりということで、どんなものが出てくるのかを予想してみたいと思います。

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・Leopard発表(発売日決定)

Mac OS Xの新バージョン10.5コードネームLeopard(レパード)は既定路線としてもともと2007年前半とアナウンスされていたものですが、Macworldでその全容と発売日が発表されることでしょう。そして、AppleにとってのMacworldはあくまでMacの祭典ということで、このLoepardを中心としたデモンストレーションに多くの時間が割かれるのではないかと予想します。気になる時期は4月が有力なのではないかと思われます。その時期に合わせてMac Proクアッドコア2基搭載の最高峰モデルがLeopardバンドルで登場してくるのではないでしょうか。

Leopardの中身について、今まで公開されていなかったような新機能がいくつかお披露目される可能性がありますが、私にはまったく想像が付きません。現在のTigerでかなり満足しているので、今欲しい機能はSpotlightのネットワークボリュームの対応くらいで、あとはiChatの拡張が楽しみなところです。TimeMachineも興味のあるところですが、MacBook Proユーザーとしては外付けドライブを常に持ち歩くというのはなかなかできないことで、なおかつ内蔵HDDの容量がそれほど大きくないことから、現実的ではないのかもしれません。Spacesが例のディスプレイ解像度の差問題を解決してくれていると良いのですが、ウェブの説明を見た限りでは「ちょっと違う」もののようです。

とりあえず、現在公開されているLeopardの新機能はこちらからご覧ください。

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・Core 2 Duo搭載Mac mini発表・発売開始
現在のAppleのラインナップで、MacBook, MacBook Pro, iMac, Mac ProとCPUの64bit化が完了しているのに対してMac miniのみが32bitのため、前記のLeopardは64bitにかなり最適化したOSというのがひとつのウリなのでここでMac miniの64bit CPU搭載は自然な流れといえるでしょう。

airportextreme.jpg

・新型AirMac(Airport)発表・発売開始

後述するiTVにも関連して、現在のIEEE802.11gよりも高速なIEEE802.11nをサポートした新しいAirMac(日本以外ではAirport)が発表されると予想します。すでに最新のMacBookやMacBook Pro、iMacなどに内蔵されているAirMacカードはIEEE802.11nのドラフト1.0に対応しているチップを使っているということで、現在は使用できませんが、将来的にファームウェアアップデートで使えるようにする「準備」がすでにできていることなので、あとはネットワークを構築するベースステーションの登場を待つだけとなっています。

なお、気をつけなければならないのは、まだIEEE802.11nは正式な規格として完成していないところですが、AirMac ExtremeのベースステーションとクライアントのAirMacカードの間(iTV含む)では少なくとも互換性は保証されるでしょうが、他の機器との接続に関してはIEEE802.11gなどでの接続となるのかもしれません。過去にIEEE802.11gを他のメーカーに先駆けて搭載したときには、後に何度もファームウェアアップデートを施して互換性を向上させていったことを考えると、我々エンドユーザーはそれほど心配する必要はないのかもしれません。

他の製品と違って、新型AirMacは名前も形も変わる可能性があります。IEEE802.11nはよりシビアな電波到達環境を要求するため、アンテナデザインなどに影響があると思われます。そういえば、拡張アンテナはどうなるんでしょうか…(一番心配)。

iTV.jpg

・iTV発表・発売開始

iTVという名称がそのままなのかどうかはわかりませんが(商標の問題で変わる可能性が高いですね)、Appleのリビング進出の第一弾としてのセットトップボックスは必ず発表・発売されます。前述の新型AirMacのと連携で(希望としては)HDクォリティの映像を伝送してリビングで使用できるようになると思われます。惜しむらくは、これまで公開されている情報ではiTVにはアンテナが搭載されないようなので、iTVを経由してMacで直接テレビを視聴したり録画したりすることはできなさそうです。これができるとデジタルハブとしてのMacの役割はより拡がって、リビングの中心になり得るのではないかと思うのですが…。もしかすると、アナログビデオ端子が実は入力で録画ができたりしちゃったり?

実際に、iTVがMacやiPodからの映像をワイヤレスで(Ethernetポートがあるため有線も可能)伝送する「だけ」の製品だった場合、映像コンテンツがiTunes Storeでほとんど提供されていない日本ではあまりエキサイティングな製品にはなれないのかもしれません。いま思いつかないだけで、ワクワクするような機能を提供してくれることを信じています。

Displays.jpg

・新型ディスプレイ発表・発売

iSightを内蔵した新型ディスプレイが登場する可能性が高まってきました。この根拠はiSightの単体販売が終了したことです。現在のところ、Appleのディスプレイラインナップを使用する際には別途iSight(もしくはサードパーティ製カメラを買う必要があったのですが、このiSightが販売終了になっているということは、内蔵するしか考えられません。その他のノートやiMacなどはすでにiSightを内蔵していますから、ディスプレイにも内蔵されてしまえば単体で販売する必要はなくなると思われます。

HDMI端子装備でHDCP対応という噂もあるようですが、Mac miniやMac ProがHDMI端子を装備するのであれば、アリだと思います。特にMac Proは次のモデルチェンジではBlu-ray搭載になることは間違いないと思われるので、Blu-rayディスクの映画コンテンツをハイビジョンで試聴するにはHDCPに対応したディスプレイを用意する必要がありますので、その意味でApple純正ディスプレイがHDCPに対応する可能性は高いです。HDMI-DVIアダプターも同梱で付ける可能性はあるかもしれません。サイズとデザインは変わらないと思います。iSight内蔵で価格は据え置き、という最近のパターンになる可能性が高いのではないでしょうか。

・iPhone発表?

ここだけタイトルに?を付けたのは、発表される可能性は50%くらいですが期待度は高いために一応書いておきます、くらいのレベルだということです。iPhoneという名前自体は他のメーカーが製品を出したことから使われないということが確定しましたが、iChat mobileやiTunes phoneなど名前はいくらでも考えられます。そして、iTunes Storeから直接パソコンを介さずに曲をダウンロードできたり(もちろんiPodにも転送可能)、AppleらしいデザインとUIを備えた携帯電話という意味ではとても楽しみな製品です。こんなのや、こんなのこんなのまで出てきているのもその期待度が故のことだと思います。

Mac OS Xライクな感じのものではなく、どちらかといえばiPodの階層メニューのような形のUIになる可能性が高いと思います。現在のMac OS Xではあまりに小さい画面では機能しないことがたくさんありすぎて、別途モバイル用に開発しなければならないと思いますので、そこまでやっているのかどうかは疑わしいところです。ただ、MailとSafariくらいは内蔵しているかもしれませんね。

それと心配なのは日本での展開です。一番考えやすいのはソフトバンクモバイル(SBM)との提携でiPhone(仮にこう呼ぶ方がわかりやすいので)をSBMのネットワークで販売するというところですが、現在iPod nanoとのバンドル販売もしていることですし、かなり現実味がありそうなところです。何が心配かというと、SBMのブランディングとAppleのブランディングにかなり大きな隔たりがあるように思えます。イメージとしてはauの方が合ってそうな気がしないでもありません…。でも、出たら買っちゃうのです…(笑)。

さて、こんな感じのまったく大胆ではない妥当な線ばかりの予想をしてしまいましたが、みなさんの予想と近いでしょうか?

期待のビデオiPodはMacworldという場では発表されないものと思っています。MacworldはあくまでMacの祭典です。その証拠に一昨年のiPod shuffle以降、iPodは別のイベントで発表されるということが定番になっています。それを考えると、iPhoneも別イベントの可能性もあるかもしれませんね。

長々と書いてきましたが、このような予想をすること自体、楽しくて仕方がありません。そして、実際にMacworldには視察に行ってくる予定ですので、その楽しいイベントを身をもって体験できるというのは、この仕事をやっていて良かったな、と思える瞬間でもあります。

さあ、Macworldはもうすぐそこです。楽しい発表を夢見てもうしばらく待ちましょう。
みなさんの予想があれば、教えてくださいね。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は24時間365日のウェアラブルデバイス「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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