- 12月
- 2025年01月
新iPodシリーズ(iPod nano(3rd), iPod classic, iPod touch)が発表されて、まず気になるところは筐体のサイズですが、それに関しては後日Appleからも図面データが提供されますし、実機を手に入れて計るということができます。
その次に気になるのが、電気的に接続している製品との互換性です。当社取り扱い瀬品で該当するのがDiasonic Cup Holder FM Transmitter for iPodとDynamic Speakers for iPodです。
まずはリクエストの多かったCup Holder FM Transmitter for iPodについて「iPod nano(3rd)とiPod classicの対応について」というエントリーをフォーラムに投稿しました。
詳しくはこのエントリーを参照していただきたいのですが、対応状況としてはDynamic Speakers for iPodも同じですが、スピーカーの方は元々ビデオ出力が付いていないため、Dockアダプター以外の問題は発生しません。iPod touchに関して、テストできる実機がまだ届いていないため、まだ動作確認が取れていません。こちらも手に入り次第、チェックして報告したいと思います。
iPod nano(3rd)とiPod classicにおいてビデオ出力ができなくなるという問題は、実は当社取り扱い製品だけに発生していることではなく、すべてのiPodアクセサリーに影響を与えています。ビデオビューワーのような製品はApple Storeで売っているにもかかわらず、ビデオを表示することができなくなってしまいました。
また、新iPodラインナップにはいくつかの大きな変更が加えられています。わかっていることとしては下記の通りです。
・ビデオ出力に認証が必要となった
現状Apple純正のケーブルやDockでのみ認証が可能で、サードパーティ製の製品は軒並み使うことができません。ちなみにこの認証はビデオ出力信号そのものに対してというよりも、iPod内でのビデオ出力設定のON/OFF時に行なわれます。
これが何を意味するかというと、いったんApple純正のDockやケーブルなどを接続すると認証が実行されてビデオ出力が可能になります。そこでビデオを再生して一時停止しておき、たとえば当社のCup Holder FM Transmitter for iPodに接続するとビデオ出力が可能となります。ただし、電源を入れ直したり、iPodを挿し直すとまた認証できないためにビデオ出力がOFFになってしまいます。
・iPodのディスプレイに表示させることができるのがメーカーのロゴだけとなった
これが何を意味しているかというと、FMトランスミッターなどの一部の機種ではiPodのディスプレイ内にFM周波数を表示させ、それを見ながらFM周波数をセットできるという機能を持っています。しかし、今回からそれがロゴしか表示できなくなったため、その機能を持つFMトランスミッターでは周波数の設定ができなくなってしまいました。見た目も良くiPodとの親和性も高くなるこの方式は良かったのですが、それが仇となってしまいました。Cup Holder FM Transmitter for iPodのように、FMトランスミッター本体に液晶ディスプレイがついている製品は問題なく動作させることができます。
・FireWireからは充電もできなくなった
第4世代iPodからFireWireでの同期はできなくなってしまっていましたが、今回から充電すらも不可能になってしまいました。最近ではDock USBケーブルはたくさんあるものの、FireWireのケーブルはほとんど見かけなくなっていたのでこの変更に関する影響は少ないと思いますが、FireWireはAppleから生まれた規格であるということを考えると少し寂しいところです。
というわけで、見た目の変化以上に内部的にも大きな変更が加えられている新iPodシリーズですが、iPod touchはOSも大幅に変わるためさらなる変更があるかもしれませんが、まだ実機が手元にないので何ともいえません。うまく動かなかったら、と考えるとテストするのが怖いです…。
追記:本日(9月22日)、Apple Storeよりオンラインでの注文に対して「オーダーした順番」に出荷を開始するとのメールが届きました。当社でオーダーしていた2台はすでに出荷されたようで、もうすぐ手元に届くものと思われます。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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