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[All about ICON]進化し続けるためのウェブシステム「MyTALK」

2011.06.08

MyTALK01.jpg

【JAWBONE】骨伝導Bluetoothヘッドセット [ICON]では「進化し続けるヘッドセット」とのうたい文句をいろいろなところで出していますが、この「進化し続ける」というのはどういう意味でしょうか。

どんな製品でも構いません、今までできなかったことができるようになったとか、ユーザーの要望が多かった機能を追加したということを「進化」として、新製品を出してより良くし続けていくことを「進化を続ける」と呼ぶこともできます。しかし、これらのほとんどは「買い換え」を要求するものです。たとえば、いわゆる日本の通信キャリアが端末メーカーを囲い込んで独自に携帯端末を開発する「ガラケー」では、このような「進化」は新しい機種を買うことでしか享受できませんでした。

私たちがいう「進化し続ける」とは、新しい機能は提供しつつも、「同じ製品」を使い続けられるという意味です。製品が移り変わっていくのではなく、製品自体が進化し続けていくのです。たとえば、さきほどの例でいけば、iPhoneで考えれば2年程度のライフサイクルがあり、その中ではいくら新しい機能が提供されても、そのほとんどがソフトウェアで提供されてそれを享受できるわけです(だからiPhoneは経済的理由以外には買い控える理由がまったくない)。

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この「進化し続けていく」ためにキーになるのが「MyTALK」です。

ICONは通常、Micro-USB – USBケーブルで充電を行ないますが、この際にPC/Macに接続すると事前にMyTALKのサイトでユーザー登録は必要ですが、ウェブブラウザーからMyTALKに接続することによってさまざまな機能を享受することができます(実際にはJawbone Updaterという小さなアプリ兼ドライバーをインストールしていただく必要があります)。

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・ファームウェアアップデート

実はICONは日本では昨年末にデビューしましたが、アメリカではもっと前から販売していました。そして、発売当初には以前のエントリー「ヘッドセットで音楽を聴けるということ」で紹介したA2DPというBluetoothのプロファイルを利用した高音質なオーディオストリーミングには対応していませんでした。その後に、このMyTALKを通じてファームウェアアップグレードが配布されて、ICONで音楽を楽しめるようになったのです。もちろん、無料で。

ヘッドセットが音楽が聴けるかどうかは、製品の価値を大幅に変えるくらいのインパクトのある機能です。一般的には音楽も聴けるようになった後継機種として発売されてもおかしくないところです。メーカーにとっても新製品として話題を作ることができますので、この「進化」はむしろどんどん進めていきたいところです。しかし、ユーザー目線で考えれば同じ製品なのにこの機能だけのためにもう一度購入しなければいけないというのは決して面白い話ではありません(実際にはよくある話ではあります)。

これだけに止まらず、上記スクリーンショットはほんの数日前に出てきたアップデートの内容ですが、音楽を聴く際の最大ボリュームアップや互換性の向上、ノイズキャンセル機能の改善などが含まれています。こういった改善を続けることも「進化し続ける」といえると思います。

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・各種セッティング

ヘッドセットは製品として非常に小さいために、それ自身で設定を変えることは困難です。そして、ICONはシンプルでスタイリッシュかつ、たったひとつのボタンと電源スイッチだけで操作できるイージーオペレーションを実現していますが、設定すること自体を諦めたわけではありません。

MyTALKではBluetoothの機種名のエディットができるという非常に稀な製品で、携帯電話などの機器リストにちゃんと自分で付けた名前が出てくるというのは嬉しいですね。嬉しいだけでなく、見分けが付きやすいので便利です。その他、「音声アナウンス」「発信者ID」「A2DP」のON/OFFなどに加え、Bluetoothペアリング機器一覧を確認して削除することも可能です。すべてウェブ上で見やすく、わかりやすく設定できるのは大きなアドバンテージです。もちろん、主要なところはすべて日本語化してあります(かなり大変な作業でした)。

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・AudioApps

ICONの特長のひとつが、バッテリー残量や着信した電話番号の通知を声で囁いてくれることです。ヘッドセットは常に耳にかけておくことを前提としている製品なので、これはこれで非常に重要な機能ですが、ここに遊び心を加えているのが面白いところです。

ひとつひとつのバリエーションにキャラクターが設定されていて、セクシーなおねぇさんが囁いてくれたり、ヒーローっぽい人が力強く語ってくれたり、スマートなおにいさんが軽快に教えてくれたりするわけです。これらのキャラクターを選択できるのがAudioAppsというカテゴリーです。この中に日本語も含まれていますので、日本語でアナウンスを聴きたい方はMyTALK上で設定していただければと思います。

たまに、期間限定でクリスマスやバレンタインデーの時などに特別なAudioAppを配布することがあるのでたまにはMyTALKを覗いてみるのも良いかもしれません。声だけでなくて、効果音も変わるときがあり、遊び心満点です。

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・DialApps [MyFavorite]

MyTALK上で設定できる便利な機能のひとつとして、「MyFavorite」があります。これは自分がよくかける電話番号を1つ設定しておくことができ、ICONのTALKボタンを2秒以上押して離すと、その設定した電話番号に自動でかけてくれる機能です。たとえば家族や会社など、いつもかける番号に設定しておけば携帯電話自体を取り出さなくてもすぐに電話をかけることができるのでとても便利です。

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・DialApps [VoiceDial]

「VoiceDial」は音声コントロールをヘッドセット経由で使用する設定で、電話側が機能を持っていることが必要ですが、ICONのTALKボタンを2秒以上押して離すと音声コントロールが起動して、たとえばiPhoneでは連絡先に登録してある名前を呼び出して電話をかけたり、留守番電話を再生したりすることがヘッドセットに話しかけるだけで実現します。

ただし…、これはiPhoneに直接話しかけてコントロールを試みたことがある人なら分かると思いますが、日本語ではあまりうまく機能しません。この「VoiceDial」は前述の「MyFavorite」と排他的機能(どちらかしか選択できない)なので、私はまったく使っていません。

実はこれ以外にも、ヘッドセットという口と耳をインターフェースに使えるという利点を活かしたボイスコントロール系のアプリがいろいろとあるのですが、ほとんどが英語のみの利用となってしまっているところが残念なところです。ただ、ここに関してはなにか改善できないかと開発元と協議中です。

このように、ただのヘッドセットに止まらないさまざまな機能や設定を提供してくれるMyTALKはJawbone製品の要となるウェブアプリで、これは競合他社のヘッドセットにはない機能なのです。

【All about ICON】
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ヘッドセットで音楽を聴けるということ
2台の携帯電話を同時に待ち受けする「マルチポイント技術」
進化し続けるためのウェブシステム「MyTALK」

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は24時間365日のウェアラブルデバイス「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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