NuAns NEOの本領発揮、ICカード読み取りアプリ「TriCa」リリース

2017.11.02

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本日、ニュースリリースも配信しましたが、Windows 10 Mobile対応ICカードリーダーアプリ「TriCa(トリカ)」を公開しました。本アプリは無償でダウンロードして使用する事ができます。本来はNuAns NEO [Windows 10 Mobile]向けに開発したものですが、NFC対応のWindows 10 Mobile機であれば動作することができます。ただし、当社ではNuAns NEO [Windows 10 Mobile]以外のサポートは行なっておりませんのであらかじめご了承ください。

TriCaはトリニティカードリーダーの略で、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]の本領を発揮させるために開発したアプリです。このアプリがあると、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]をより便利に、そしてICカードを使っている人のデジタルライフを豊かにしてくれます。
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TriCaNuAns NEO [Windows 10 Mobile]の基本設計に含まれるICカード収納機構という特殊な構造を活かしてICカードを利用したライフスタイルを新しく、便利にしようという思想の元に開発をスタートしました。最初はおサイフケータイ機能の実装を模索したものの、Windows 10 Mobileでは「絶対に」実現できないということが判明し、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]を使う上では、背面のカードスロットにICカードを挿入して使用することで擬似的なおサイフケータイ機能を実現するようになりました。その際にICカードを入れておいて、買い物をしたりチャージをしたりということをしていく中で、それを読み取ることができれば良いのではないかと考えました。

ちょうど、その時にKumalicaという素晴らしいアプリがリリースされました。実現したかったことの基本はこのアプリに実装されていたので、このアプリを推奨して使っていただくことでも良いのではないかと考えたこともあったのですが、それでもいくつかどうしても実現したい機能があったために、TriCaを作ることに決めました。

実のところ、TriCaを使っていただくと分かるかもしれませんが、このTriCaアプリはKumalicaをベースに作られています。Kumalicaの開発者の方にお願いをして、デザインから追加機能などを開発していただいたのです(もちろん開発費用をお支払いしています)。したがいまして、基本動作はKumalicaと同じとなります。

基本的にTriCaは、カードスロットに入れた(入れてなくても接触させた、でも構いません)ICカードの内容を読み取って表示・保存していくアプリです。これまでは専用のリーダー、またはSuicaやPASMOなどでは駅などの読み取り機で読み取って残高を確認していましたが、TriCaがあれば簡単に残高を確認する事ができ、また月ごとなどにまとめることができます。また、複数カードを登録しておくことで使い分けをする事もできます。

そして、ここからがTriCaオリジナルの機能になります。

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まずはどうしてもやりたかったことのひとつが、バックグラウンド読み取りです。

Kumalicaを含む他のICカードアプリでも読み込みをしたデータは書き出すことができ、それを家計簿に使ったり、会社などでの経費精算に使ったりすることができます。特に交通費の経費精算は会社員であれば、多くの人が経験したことがあると思います。それはそれは面倒な作業で、だいたい1ヶ月単位でいつどの駅を使ってどこへ行って、いくら使ったなどということを振り返って記載していく作業があります。しかし、すべてICカードで乗降し、TriCaで読み取りをし、CSVで書き出したものをエクセルや経費精算のシステムに読み込む(またはエクセルで開いてコピーペーストする)ことで瞬時にその嫌な作業が終わります。

ただし、これまでのアプリには欠点がありました。正確に言うと、アプリに欠点というよりもICカードの仕様に寄るというところです。

Suicaは20件、楽天Edyは6件までICカード自体にデータを保存しています。Suicaは実際にはサーバーには50件保存されていて駅に行くと印字することもできます。ただ、これらは新しい情報がくると古いものを消していく仕様になっています。そうすると、駅の乗降で考えると毎回2回のデータを書き込むことになりますし、乗り換えや行き帰りなど、途中で買い物をに使ったりすることを考えると、実は20回というのはそんなに多い数ではありません。

これまでのICカードリーダーの場合には、20件の記録を超える前に読み込んでデータベースに入れておかなければ、使用履歴の間が抜けてしまうことになります。上記のように経費精算をしようとした時にデータが抜けてしまっていたら、使用した金額を請求し忘れてしまうことになりかねません。毎日、いろいろなところに行くのに、何回目までは取り込んだ、今何回使ったからそろそろアプリで読み込まないと消えてしまう、という心配をするのは本当に嫌な事です。

私自身、最初はずっとKumalicaを使って経費精算をしていましたが、やっぱりどうしても自動読み取りの機能が欲しくなったのです。そして、自動に読むからにはいつもそこに読み込めるICカードがある必要があります。NuAns NEO [Windows 10 Mobile]は、背面にカードスロットがあり、そこにちょうどNFCカードリーダーのアンテナを配置するように設計してありますので、アプリ側はバックグラウンドで読み取りを実行すれば良いということになります。

あまり頻繁にするとバッテリーの持続時間にも影響しますが、それは非常に細かく電車の乗り継ぎをしたり買い物をする人もいるでしょうから、そのバックグラウンド読み取り間隔は設定で変更できるようにしてあります。これにより、私自身、毎日安心して電車の乗降をし、月末には自動で読み取られたデータを一括でCSV保存するだけということができるようになりました。これまで、経費精算は前述のように面倒で30分くらいはかかる重い作業でしたが、TriCaを使うようになってからは数分で終わるようになりました。交通費の経費精算は何も生み出さない仕事なので、できる限り時間を短縮することが望ましいので、これは本当に革命的な時間短縮に繋げることができました。

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また、我々が作るということでデザインも一新しました。SimplismのアートディレクションをしてくれているDesired Line Studioにお願いしました。彼らはNuAns NEOのウェブサイトデザインも手掛けてもらっています。TriCaのウェブページも洗練された見やすいデザインで、とても気に入っています。

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TriCaUniversal Windows Platform(UWP)として開発されており、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]の特長的な機能である「Continuum」に対応しています。NuAns NEO [Windows 10 Mobile]を「Continuum」機能を使ってディスプレイに接続すれば、TriCaを大画面に映し出すことができます。正直、その恩恵を受けるのは、大画面であるということと、画面遷移がなくカード切り替えをする事ができる、くらいなのですが、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]の機能を活かしたアプリにしたいということで「Continuum」対応を果たしています。

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最後にこだわったところ。それは、駅名などのデータベースです。TriCaに収録されている駅名などのデータベースは、元のデータはIC SFCard Fanから使わせていただいています。ただし、表記などが古かったり足りなかったりしているものが多くあったため、できる限り正しい表現に直したり、足りてないところは追加しています。さらに、駅やバス停などは新しいものもどんどん追加されているので、どうしても足りなくなってきます。その際に、ご連絡いただければデータベースを更新することができます。

元々、このデータは「サイバネコード」というデータベースに割り当てされているのですが、これが非公開データで上記サイトがコツコツと集めたものです(とても大変な作業だったと思います)。そもそもは情報を公開して欲しいと思い、調べたり関係各所にお願いしてみましたが大人の事情があり、結果、ひとつひとつ路線図を見ながら駅名を確認していくという人力作業を行ないました。ちなみに、大手鉄道会社と提携して、サイバネコードを正規ルートで入手して交通費経費精算システムを提供している会社もあるようです。しかしながら、前述のように自動読み取りができない(これがNuAns NEO [Windows 10 Mobile]の強みです)ために、安心して使うことはできません。

長くなってしまいましたが、TriCaNuAns NEO [Windows 10 Mobile]にとってのキラーアプリであり、ものすごく便利なアプリです。NuAns NEO [Windows 10 Mobile]をお使いのみなさまには是非とも使っていただきたいと思います。

NuAns NEO [Reloaded]用はどうなんだ、というお声もいただくかもしれません。私も当初NuAns NEO [Reloaded]を開発し始めた時に模索してみましたが、どうもAndroidではスリープ状態から自動的にバックグラウンドでNFC機能が動作して読み取りをする事ができないようで、自動読み取り機能を無くせば作れなくはなかったのですが、それだと最大のメリットを享受できないということで断念しました。モバイルSuicaを使う上では、ウェブ上で表示をさせることができます(50件)。それを使って経費精算をする事ができるようになっていますので、代替手段としてご活用ください。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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