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新しい期の始まりに。16期の振り返りと、17期の展望。

2022.05.01

2022年5月1日、本日からカレンダー上ではトリニティ株式会社第17期の始まりです。実際には、ゴールデンウィーク休業なので5月9日からの営業開始が第17期のスタートではあります。2006年5月1日に創業したということもあって、この5月1日はとても特別な日でもあります。

2018年の今日、ブログで5月1日設立の理由を説明しています。

第16期を振り返る。

第16期は2021年5月から2022年4月末までの1年間です。1年全体を振り返ると、大きな出来事としてはwearaの開発中止が挙げられます。長い間、全力を尽くして続けてきた開発を中止するという決断は、私の人生の中でも重い判断であり、大きな挫折でした。ただ、今ではもうポジティブに考えています。「失敗は成功のもと」というのはよく使う言い回しで、挑戦してきたからこその失敗であり、諦めなければ試合終了でもないと思っているので、まだまだこれからも挑戦し続けていこうと思っています。

その他、ビジネスとしてはiPhone関連アクセサリーが大半を占めるという状況は変わらず、一本足打法にならないようにしなければいけないという経営の基本的な課題から逃れられていません。ただ、トップシェアを争っているというのは悪いことではなく、iPhoneアクセサリー市場はしっかりと競争していきつつ、新しい分野にも進出していきたいということです。

まだ、その思いが成就していないので、ビジネスとして振り返る際には、どうしてもiPhone関連アクセサリーのことになります。

iPhone 13シリーズは、ここ最近では珍しく日本においては売れない端末でした。代わりに、iPhone SE(第2世代)やiPhone 12シリーズがiPhone全体としてのシェアを落とさずに引っ張ってきました。当社のアクセサリー売上でも、iPhone SE(第2世代)やiPhone 11シリーズ向けのものが上位に入るくらい、最新機種以外が売れ続けるようになりました。

結果として、日本におけるスマートフォンシェアはAndroidが減り、iPhoneが増えるという状況になりました。しかし、これは一概に良い状況ともいえず、iPhone 11や12シリーズ、iPhone SE(第2世代)がシェア拡大を担っていて、その要因は「価格が安い」からなのです。

最新機種であるiPhone 13シリーズは半導体問題やカメラモジュール問題もあり、フラッグシップモデルであるiPhone 13 Pro/13 Pro Maxの在庫が足りなかったという状況が売上を伸ばせなかった原因でもあります。しかし、それだけではなく、人々が最新モデルを欲しなくなってきているのです。おそらく、最新のiPhoneでなくても、自分のやりたいことが実現すると考え、それであれば安いiPhoneで良いという判断になっているのでしょう。

iPhoneアクセサリーでいうと、このようなiPhoneユーザーは付加価値の高いアクセサリーをあまり好まない傾向にあります。「価格が安い」ことが最大の理由でiPhoneを購入しているのですから、ケースや保護フィルム・ガラスなども低価格なものを求める場合が多くなります。

最高の素材と最高の工法などで高付加価値のラインナップ「NIPPON GLASS」シリーズ。

私たちは、価格で勝負するのではなく、付加価値で勝負してきています。マーケットシェアにおいても、数量ベースよりも金額ベースで計るとシェアが多くなります。しかし、それだけだとユーザーのニーズについていけないということにもなってきます。

これからは、この傾向がさらに強まってくるのではないかという心配をしています。

とはいえ、この第16期においては、その前の期にはなかったiPhone SE(第3世代)の発売がありましたので、売上高としては過去最高に達するという結果になりました。開発チームをはじめ、セールスやマーケティング、オペレーションなどのチームが頑張った結果です。

2022年5月からの第17期の展望とは。

主力のiPhoneアクセサリー関連ビジネスにおいては、第16期の懸念が、そのまま第17期の課題となります。低価格帯のiPhoneを求めるユーザーが増えている中で、どのように我々のアクセサリーを購入してもらうのか。付加価値と価格のバランスをよくよく考えなければいけません。

ただ、そこで襲ってくるのが為替レートの大きな変動です。当社は中国で製造して日本で販売しており、かなりの部分がアメリカドルでの支払いとなっています。現在、大幅に円安に振れている状況ですので、同じものを仕入れていても原価が上がるという状態になってしまっています。今まで1ドル110円だった場合には1ドルの製品の仕入れは110円だったものが、今は1ドル130円になっているので、130円で仕入れているということになります。単純計算で18%も原価が上がっているということになります。

さらに追い打ちをかけるように、物流費の高騰がのしかかってきています。新型コロナウイルス感染症の蔓延により、飛行機の本数が激減し、貨物向けではない飛行機に荷物を載せて混載で運んでいた便が無くなったか、もしくは運賃が数倍になったので、すべてが船に移行し始めました。これにより、需給バランスが一気に崩れたため、船便の運賃がどんどん上がってきています。

ダメ押しで、中国内の人件費や素材原価も上がっているので、そもそもの製品原価が上がってきています。それもほんの少しだけというのではなく、大幅に上がってきているのです。

コストパフォーマンスを考えていかなければいけないというのが第16期からの課題ですが、付加価値をつけていなくても価格が上がってしまうということになりかねないのです。その意味では第17期は非常に苦しい1年になると考えています。

iPhoneアクセサリー以外においても、状況は変わらないので価格は上がる方向にしかありません。この春から食料品や一般消費財においても値上げが進んでいるので、我々だけが免れるというものではありません。この点についてはとても憂慮しています。

今回のゴールデンウィーク休業の10連休はかなり長いと思っていたら、過去には11連休にしていた時もあったようです。まとまった形の休みにしたいという気持ちが強いので、カレンダーによっては長くなります。ただ、当社は年間の出勤日を決めているので、その分、他の飛石(木曜日や火曜日が祝日で間を休みにすると連休になるカレンダーのこと)を埋める休日がなくなるということになります。ゴールデンウィークがすごく長くなるのと、年間のどこかに飛石を埋めて連休にするのと、どちらがいいんでしょうね。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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