- 11月
- 2024年12月
健康経営の取り組みとして、5月も衛生講話を実施いたしました。
今回は、世界保健機関が制定した禁煙を推進するための記念日である5月31日の世界禁煙デーにちなんで、「たばこについて」です。
衛生講話第7回目にして、たばこに関しては既に2回目ですが、喫煙率低減を健康課題に掲げていますので意識しておきたいトピックではあります。
現在のトリニティのたばこ事情については、あさすけのブログで詳しく書いてくれています。
トリニティでは新たな取り組みとして、社員の評価指標に「非喫煙インセンティブ」を追加しました。
非喫煙者には評価1ポイントが無条件で与えられます。非喫煙者であることにより、自身の健康維持ができ、更に査定ポイントも上がり給与アップに繋がる可能性もあり得ることになります。
【衛生講話の主な内容】
- 受動喫煙防止条例の施行
- 会社における規制
- たばこによる健康への影響
- 禁煙のメリット
- 禁煙のデメリットと対処法
【たばこの三大有害物質】
ニコチン:依存症を引き起こし、血管を収縮させ、血液の流れを悪くする。
タール:発がん性物質を含み、がんを発生しやすくする。
一酸化炭素:体を酸欠状態にし、動脈硬化や心臓病を起こしやすくする。
たばこにはこれらの有害物質が200種類以上も含まれ、本人が喫煙をしなくても、受動喫煙によりさまざまな疾患のリスクが高まってしまいます。
一定時間内にどの程度の作業ができるかというテストを、たばこを吸う前と後に実施したところ、たばこを吸った後は一酸化炭素により脳の働きが低下し、作業量が減ったという結果が示されているそうです。
受動喫煙防止条例の目的が、「自らの意思で受動喫煙を避けることができる環境の整備を促進することにより、受動喫煙における健康への悪影響を未然に防止する」ということなので、非喫煙者にとってはありがたい条例です。
私自身、両親ともに喫煙者ではないため子供の頃からたばこの煙に触れる機会が少なく、自分自身も非喫煙者なため、例えば電車などでたばこを吸った人が外から入ってくると、瞬時に察知するほどたばこの匂いには敏感です。古い話ではありますが、新幹線に煙でモクモクとした喫煙車両があったり、国際線の飛行機でも、仕切りもない座席の前後が喫煙席と禁煙席とされていた時代があったなんて、今思うと非喫煙者の立場からすると恐ろしいことです。
【禁煙のメリット】
- 肺がんによる死亡リスク低下
- 心筋梗塞のリスク低下
- 脳卒中による死亡リスク低下
- 子供の喫煙防止
- 経済的利点
【禁煙のデメリットと対処法】
- タバコが吸いたくてたまらない
- 糖分の少ないガムや干し昆布を噛むなど、たばこの代わりとなる行動で乗り切る。
- 体重が増える
- ノンシュガーのガムやアメ、カロリーの低い干し昆布を口にする習慣をつける。
- 体重が増えたからといって急にダイエットを始めると禁煙が辛くなるので、禁煙を続けて自信がついてきてから食事と運動で少しずつ減量する。
- 気が滅入る、元気が出ない
- 禁煙を開始してから1〜2ヶ月に起こりやすいので、趣味など自分の楽しみの時間を増やすようにする。
★
こうして対処法を見てみると、依存性があるが故に、スパっとやめるのもなかなか大変そうです。
喫煙により心筋梗塞など疾患のリスクが増加し、基礎疾患があることにより新型コロナウイルス感染症で重症化する可能性につながるので、もしご家族やご友人で喫煙されている方がいたら、この切り口で禁煙を勧めてみてはどうでしょうか、と衛生講話で話されていたのが、今の状況ならではだなぁ…と感じました。
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このブログを書いたスタッフ
ヴァイスプレジデント
ふみか
あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。
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