- 10月
- 2024年11月
先日記事にした通り、2021年度の決算が終わり納税も済ませることができました。毎年激しい競争の中で少しでも成長していくためにあらゆる努力を続けて、結果としては黒字決算での着地をすることができています。
当社では、決算が終了すると当期純利益が確定します。当社では分かりやすく税引き前純利益に対して、法人事業税などの税金支払い分を差し引いた利益として「税引き後純利益」と呼んでいます。企業として最終的に納税まで終わった状態で残った利益が、当社の業績連動分配金の原資となります。これまでは俗に「山分け」とも呼んでいましたが、業績連動分配金とは別の山分けもいくつかあるため、最近は分けるために業績連動分配金と呼ぶようにしています。
前回の記事でも少し触れましたが、当社では本当の意味でのボーナスとして業績連動分配金制度を実施しています。逆に7月や12月などに決まった形でのボーナスというのはありません。みんなで利益を稼いで、納税を終えた後の利益を分配するシステムとしています。会社側は利益として残ったものですので分配しやすいですし、当社は社内に決算書を公開しているため社員側も分かりやすい指標なので、この制度はすべての企業が実施すべきと思います。
この計算で分配することによって、企業だけが利益を内部留保で貯めるということもなく、社員にも利益という果実を分配することになりますし、ベースアップではないので翌期以降に影響させてしまうわけでもありません。社員も含めた会社全体で利益を出し続けていければ良いわけです。もちろん、基本的なところとして、この業績連動分配金がなくても最低限の報酬があることが前提です。
実は2020年に過去最高の業績連動分配金になったという記事を書きました。この業績連動分配金の平均額は人財募集時に明確に公開しているため(当社の人財募集は明朗会計です)、今後も公開されていきます。そして、今年はそれを上回る¥1,661,887が平均金額となりました。その年の評価点によって按分されるため、全員がこの金額ではないですが、常に平均で紹介しているので同じ軸では金額が上がっています。
ただ、よく文章を読んでいただくと分かりますが、「2020年に過去最高、今年2022年それを上回る」ということは2021年は上回れなかったということですね。つまり、常に右肩上がりというわけではありません。良い時も悪い時もありますので、前年度実績が翌年に反映されるかは分かりません。それは会社全体での業績は社員一人一人の頑張りの結果です。
2022年度も困難な年になることが予想されますので、みんなで一丸となって頑張っていかなければいけませんし、経営者としてはこの業績連動分配金を減らさないように利益目標を作っていき達成することが経営課題です。
なお、業績連動分配金は34ヶ月超連続勤務している人が対象のため、入社直後には対象になりません。その理由は明らかだと思いますが、つまり年々対象者が増えるということになりますので、分母が増えていくため同じ利益金額では結果として一人あたりの金額が減ってしまうということになります。この分も加味して計画を作っていく必要があるのです。
私自身、会社を急拡大させたいという気持ちはあまりないのですが、この一人あたりの業績連動分配金を増やしていくことだけはずっとやっていきたいと思っています。
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2022年度は為替の影響により、同じことをやっていたら必ず利益が減るというのが明白です。これまで以上に頑張らなければいけないですし、新しい軸を作っていく必要があります。常にチャレンジをしていかないといけないのはずっと変わらないですね。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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