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中国の金盾とGoogleのサービス

2013.01.23

投稿者 : ほっしぃ

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ただいま、中国広東省東莞市(ドンガン)に滞在しています。製品の生産管理や新製品開発などを浮かれた人たちと一緒になんとか前に進めようともがいているところです。写真は私たちのメイン工場をいつもいる会議室から撮影した写真です。少しは雰囲気がつかめるでしょうか。

さて、みなさんもご存じかと思いますが、この中国は他の国と違った仕組みになっています。その中でも私たちに非常に大きな影響を与えているのがネット規制です。いわゆるグレートファイアーウォール、金盾と呼ばれるインターネット上の壁のようなモノがあり、ここで特定のネットワークへの接続を遮断しているのです。中国本土に入り、現地のネットワークに接続すると、そのとたんに特定のウェブサイトやサービスには接続できなくなるのです。私たちが日々使っているサービスとしてはTwitterやFacebook、YouTubeなどが代表的な例です。

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ところが、ここにはひとつ盲点があって、私はSoftBank版のiPhone 5を使用しているのですが、これを国際ローミングで接続すると、ネットワークの経路が変わるからなのか日本にいるのと同じように前述のサービスを使うことができます。普段、私が中国に行っていてもTwitterやFacebookに出現するのはそのためです。ただし、やっぱりiPhoneからだけのアクセスだと面倒なことも多いので、不便なことには変わりがありません。ちなみに、VPNというプライベートネットワークを構築すると接続先が変わるので、金盾で遮断されているサービスにもアクセスできるということで、その目的だけのVPNサービスが多く立ち上がっていましたが、それも当局に見つかってしまったようで遮断が始まっているようです。

さらに日々の仕事で本当に困るのはGoogleのサービスが非常に不安定にさせられるということです。当社では、Google Apps for Businessの仕組みを使ってメールやファイル共有などを行なっているのですが、これらがアクセスしづらかったり、サービス自体が遮断されているものがあります。たとえば、中国でたった今、Google検索でSimplismと検索した結果が下記の状態です。5分くらい待っていますが全然表示されません。これをSafari上でYahoo!の方に切り替えるとすぐに表示されるので、明らかにGoogleのサービスの方が「何かしらの力」で止められていると考えられます。ただし、これは日によって変わるので毎日この状態というわけではありません。

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メールの送受信にも相当時間がかかりますし、Google Driveはほとんど使えない状態です。なぜかGoogle Readerは問題なく使えたりするので、どういう理由で誰が選別しているのでしょうか。現状、Googleのサービスは総合的に見てとても素晴らしいと思うのですが、それに依存しすぎたために中国ではかなり仕事がしにくい状況になってしまっています。

ここでその政策についてどうこうという話をするつもりはありませんが、この状況が変わらないのであれば何かしらサービスの選択を変えざるを得ないのかもしれません。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は24時間365日のウェアラブルデバイス「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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