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飽食の時代に、餓死する日本

2013.05.28

投稿者 : ほっしぃ

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大阪で母子が餓死か「いいもの食べさせたかった」:日本経済新聞

大阪市長の件とセットで語られていますが、個人的にはそれよりも重要だと思いますしショックな出来事です。生活の困窮して、食べるものもなく、最終的に餓死してしまうというようなことが、この日本であって良いのか。まずは、この亡くなられた母子にはお悔やみを申し上げると共に、この痛ましい出来事が今後起きないような世の中をいかに作っていくかということを考えたいと思います。

第二十五条:すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

憲法改正論議が喧しい昨今ではありますが、国民すべての権利を認めた、保証したと考えて良い日本国憲法のこの条文が重くのしかかります。さすがの自民党憲法改正草案でもここには手を加えていません。右も左も関係なく誰もが認める条文でもあるわけです。

なんせ、「健康で文化的な最低限度の生活」すらも営むことができず、苦しんだ末に母子が亡くなるというようなことを引き起こしたのは市町村、そして国の責任であるといえます。昨今、生活保護の不正受給が話題になって申込を却下される例が増えているといいます。もちろん、限られた国家予算の中で不正に支給して、必要な人に渡らないということは無くしていかなければいけないことは間違いありませんが、しかし、実態を把握せずに要件を厳しくしていくだけでは、このようなことが起こってしまうわけです。このような単純な対策ではなく、しっかりと実態を把握することに最大限の努力をする必要があると思います。

ちょうど、マイナンバー制度が国会で成立しました。国民総背番号制にあたるので、国家に個人が管理されるのではないか、個人情報が流出するのではないかという懸念があることは承知しています。しかし、すべての国民にサービスを提供するために、そして効率良く経費をなるべくかけずにやろうという趣旨は理解すべきだし、構造・制度改革を抜きに今回のような問題を解決できません。個人情報が流出するかはシステムや運用の問題なので、これはシステム設計の時にしっかりと監視していくしかありません。この仕組み自体を否定しては、何も変わらないと思うのです。国は責任を持って、この制度を安全にかつ実用的に運用することに努めていただきたいです。

冒頭の写真は私の今朝の食事ですが、シリアルとバナナ、ヨーグルトという最低限の栄養素が摂れるこの食事でも、200円弱しかかかりません。たとえ朝しか食べていなくても、餓死するには至らないと思います。月額6,200円程度だけ稼げばまずは餓死することはないはずなのです。もちろん、最低限度の生活という意味ではもう少しかかるとは思いますが、それでも簡単なアルバイトをするだけで数万円稼げる時代に、そして牛丼が280円で食べられる時代に、水を買わなくても飲めるこの日本で、餓死する人がいるということにショックであり、悲しくあり、この国がどこか間違ってしまっているのではないかと強く感じました。

「子供にもっといいものを食べさせたかった」という趣旨のメモがあったといいますが、これを書いた母親の気持ちを考えると、胸が締め付けられるようです。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「 Simplism 」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は24時間365日のウェアラブルデバイス「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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