鉄道利用にもポイントが付いて、競争の原理が働き始める

2019.09.07

JR東日本が、鉄道利用においてもポイントが貯まるというサービスを開始することを発表していました。かねてより、飛行機だと「マイル」が貯まるのに対して、鉄道はポイント制度がなかったので乗り続けていくというインセンティブが働いていませんでした。

  • Suicaの入金(チャージ)残高での鉄道乗車(JR東日本の在来線に乗車)で貯まる
  • Suicaグリーン券の購入で貯まる
  • モバイルSuica定期券の購入で貯まる

登録したSuicaで鉄道に乗って貯める JR東日本の共通ポイントサイト - JRE POINT

それぞれ、1回ごとの利用額に応じてモバイルSuicaで50円毎に1ポイント、カードタイプSuicaで200円毎に1ポイントとなり、1ポイントは1円として利用できるとのことです。

ただ、今回のスタート時には下記の場合にしかポイントが付かず、2021年春から座席のアップグレードや新幹線、在来線特急に乗車できる特典チケットへの交換などにもJRE POINTを使えるようになるとのこと。

実際問題としては、鉄道の場合には乗る選択肢というよりも、目的地に行く手段として他の手段もないので自動的に選択せざるを得なかったわけなので、鉄道会社としてもそこまでやる必要性がなかったのかもしれません。現時点では競争という意味では、飛行機との競合が考えられるので、本番は新幹線の購入に対してのポイントが付いたときにどうなっていくか、というところになります。

鉄道はある意味独占された市場を担っているので、サービス提供の義務はあるにせよ、競争はあまり無かったため、このように競争の原理が働いていくのは良いことですね。残念なことに、この取り組みは今のところJR東日本なので、東京ー大阪間という一番需要がある路線はJR東海の管轄のために対象外になると思われます。

なお、モバイルSuicaが優遇されているのは自社系列のカード登録がされているという前提があるからなのかもしれませんが、私のようにNuAns NEO [Reloaded]を使用している身としては嬉しいところです。

今後、さらに競争によるサービス向上が進んでいくのを期待しています。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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