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ウーバー配達員を雇用契約とすると、新しいワークスタイルを否定することにならないか。

2022.11.26

今朝の日経新聞に下記のようなニュース記事が掲載されていました。無料でも冒頭のところは読めると思いますので記事自体は下記のリンク先を参照していただくとして、ポイントは「オンラインで単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」も労働組合法上の労働者にあたると判断した。ギグワーカーを労働者と位置づける法的判断は国内初だ。」というところです。

前提として、現時点で細かいことは調べていませんので、この記事を読んで思ったことの範疇を出ません。後述のように、ウーバーの配達員はやったことがありますが、それ以外に詳しい情報は持ち合わせていない状態での雑感です。

Photo by Mariia Shalabaieva

ウーバーおよびウーバーイーツなどのいわゆるギグワーカーのスタイルは、これまでの雇用契約とは異なり、人々の空き時間を利用して、特定の会社の専属で働かなくても良くて、自由なワークスタイルでお金を稼ぐことができるというのが新しいところだと思います。「新しい」というのは相対的な修飾なので、今となってはこのようなスタイルが「新しい」というわけではなく、10年くらい前に始まったウーバーのサービスは当時「新しい」ものでした。

雇用契約をすれば、働く時間や場所、仕事内容は雇用契約に縛られます。しかし、ウーバーではアプリに登録さえしておけば、いつでも働くことができます。サービスを展開しているところであれば、いつでも、ほぼ誰でも、どこでも働いてお金を稼ぐことができます。

私自身もコロナ禍に運動不足解消、地元の飲食店支援、小遣い稼ぎなどを目的にウーバーイーツの配達をやったことがあります。驚くほどに簡単に始められ、いつでも止められ、いつでも再開できます。最近は働いていませんが、今でもやろうと思えばすぐに再開することができます。

この仕組みを雇用契約としてしまうと、今まで新しかったことが古いものに戻ることになるのではないかと感じました。雇用する側には社会保険やさまざまな義務が発生し、雇用される側の方も自由な働き方ができなくなります。時間に縛られ、業務遂行義務が発生します(普通に考えると裁量労働制にはならないと思います)。そして、雇用するとなるのであれば、会社側は雇用する人を選別するようになるでしょう。そうすると、今までウーバーに登録するだけで働けていた人が採用されなくなる可能性も出てくるのではないでしょうか。

Photo by Robert Anasch

海外でも、一定条件を元に雇用とみなすという方向性になっているようで、世界的な流れなのかもしれません。ウーバーはそれだけの影響力を持ったサービスになっているということでもあります。Wikipediaによれば「Uberは月間のアクティブユーザー数が世界中で9300万人を超えると推定」されているくらいですから、相当な労働力として各国を支えているということにもなります。

これだけ労働者側が訴えているので、何かしらウーバー側にも問題があるところがあるのだとは思います。ただ、それを雇用契約に変えてしまうことは、このビジネスを根底から覆してしまうことになるので、結果としてウーバーというサービスが成り立たなくなってしまう可能性もあるのではないかと危惧しています。問題があるのであれば、その問題そのものに対しての解決方法を見出すような方向に行く方がみんなが幸せになるように思いました。

私自身は、ほとんどウーバーや類似サービスを利用することはありません。ウーバーで配達してくれるようなエリアのお店であれば、そこに行けばいいと考えるタイプですし、特に料理は作りたてが最高だと思いますし、作ってる人たちとの交流も食事の楽しさの一つだったりもしますので足を運ぶ方を選択します。せっかくその場で作ってもらった料理を時間をかけて温かいものを冷まして食べるくらいならば、その場で食べた方が良いと思うのでテイクアウトもほとんどしません。ですから、ウーバーのサービス自体がなくなっても、特に困ることはありません。ただ、多様な働き方を認めなくなってくると労働力不足になっていくのではないかと思いますので、良い形で決着していけないものかと思います。

もしかすると、私のようなライトなウーバー配達員では分からないような根深い問題があるのかもしれません。それを知らずに書いているのかもしれません。何か私の考えを覆すようなことがあるのであれば知りたいところですので、実態や詳細をご存知の方はコメントなどで教えてください。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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